7月3日練習記録

場所:渋谷区立代々木八幡区民舘

時間:18:00~21:00

(参加者、敬称略)

(序文)

ほぼ一日中雨が降り、何とも憂鬱な天候のもと行われた次回自前に向けた初めての練習。自前に向けた正規の練習は3月6日以来119日ぶりであり、どのような形で練習が進行するか心配された。

(内容)

練習内容は山崎氏の指揮による「月下の一群I」の中から、1. 小曲,2. 輪踊り, 3. 人のいうことを信じるな(途中)の音を確認。

(展開)

淡々と進行していった。始めに山崎氏が「トップが全てで、他はつまらない」と、言ってしまった。事実、他の3パートは面白くなく(但し、リードは4曲目に限れば面白い)、特にベースは、低音発声の練習のような雰囲気さえ漂う。この日に行った曲では、意表を突いたよう進行もないので、尚のこと気分が乗らないかもしれない。一体、ベースは何にモチベーションを見いだしたらよいのか?

(各論)

1曲目は、トップのための歌。でも、強弱記号に目がいったのか、滅茶苦茶大変そうな雰囲気が漂っていた。山崎氏からは「音量に対する意識よりも、雰囲気が重要」といった趣旨の助言が出た。他の3パートは、トップの職人芸を、のんびりとハミングでもしながら堪能させてもらえることを期待するだけ。

2曲目も、トップ以外旋律が単調。対してトップは3番まで細かく旋律が異なるから、バグが発声(^^;)している可能性が高い。うっかりすると、気分良く間違った旋律を周りも本人も間違っていると気が付かずに歌えそうな雰囲気すらある。そういう意味では、怖い曲かもしれない。この曲は「子音をシャキシャキだす」ことが指摘された。また、長い音符はより長く、短い音符はより短く歌うという、お決まりの事象が発生。でも、流れは把握できているので、今後の課題として留意していけば、「いつかは理論(=いつかは何とかなるさ)」により解決可能か。

3曲目は、ハミング直前まで進んだ。思ったよりも、雰囲気も出ていて良かった。哲郎氏曰く「身につまされるような」詩のところは上手く表現できていたようだ。この曲は2曲目よりも更に子音のシャキシャキ感が必要なようだ。

(まとめと今後の課題)

リピーターが多いため、「おおよそ」の流れは把握できていると思われる。ただ、記憶というのは少しずつ変化してしまうもので、所々楽譜に無い音が入力されている。このバグ取りは少し時間がかかるかもしれない。また、リピーターの人達の歌った環境が全く違うので、曲想を統一するのも厄介かもしれない。これらが、今後の課題として残されている。

練習の最後、中村哲郎氏が「3曲目の詩には身につまされる思いがしました」とコメントを残している。所帯持ちには洒落になっていない詩のようだ。

(次回予告)

次回練習は7月24日(土) 18:00- 代々木八幡区民舘

内容は「縄文」で1曲目「透明」から入ります。

松島