練習日記

2月6日(土)13:00-

練習内容:Musical
藪本氏と大篭氏にも参加していただきました。

参加者
トップ  岸間、中村哲郎、森山、江原
リード  水野、松島
バリトン 橋爪、宍戸、庄子、津久井、佐土原
ベース  西村、佐藤、三浦信、永島、山崎、現銀谷

この時間帯は、Rawhide、America、My favorite thingsの
練習をしました。リードが2人だったので、リードの主旋
律で始まるWill kommenはできるだけ先延ばしの方向に。

Rawhideはベースだけ重要で、他は効果音係。毎度、練習
のたびに本当に気楽だと思うけど、うっかりすると音を
伸ばしすぎ、不思議な和音を鳴らす「意図せざる演出」
をしてしまう。どうも、惰性になってきたあたりでこの
傾向が出てしまうようだ。
ベースの方は、終わりの方で、ようやく旋律を歌う感覚を
会得した気配が漂い、安心。適当に、自分なりの格好良さ
を追求すれば、それで良いと思うのだけど。

Americaはようやく譜面を机に置きながらの状態ならば、
形になりそうな気配が漂いだした。しかし、Tenor系だけ
の旋律で歌詞がまだ明瞭ではないのが残念な点ですね。た
だ、暗譜ということを考慮すると、まだまだ先は長そうで
すね。独習にかかってくる部分なので、参加する皆様、頑
張りましょう。

次に薮本先生は「私のお気には召さない」というMy favo-
rite thingsをやりました。これは、譜面に書いていない音
を発するということが無くなったけれど、まだ「念仏に毛が
生えた程度。」この曲の、雰囲気をまだ旋律にのせきれてい
ないようだ。やはり、3拍子には弱いのでしょうか。ちなみ
に、これを書いている私はめちゃくちゃ弱い。∴善処します。

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2月6日(土)17:30-

練習内容:Musical
引き続き、藪本氏と大篭氏にも参加していただきました。

参加者
トップ  岸間、中村哲郎、森山、江原
リード  水野、松島、三木
バリトン 橋爪、宍戸、庄子、津久井、佐土原
ベース  西村、佐藤、三浦信、永島、山崎、現銀谷

「Will kommen(キャバレーより)」をはじめに、やりま
したが、初期時点では三木氏は不在だったので、たった
2人ではじめの旋律を歌うことに。ただ、この曲の旋律
は早武氏の経験に裏付けされた歌いまわしにかかっている
と指揮者の佐土原氏も述べているので、それにリードの面々
が如何にあわせられるかがポイント。途中の効果音の部分で
「タカタ」というのは言いにくく、「タカダ」とか「タカラ」
といった候補がでたけど、結局「ドゥクドゥ」(もし、違っ
ていたら修正を願います)に落ち着いた。

残りでは、全体を通したけど、何とかなりそうな気配は漂っ
ていた。これで、後はAmericaの暗譜だけだけど、これが大変
そうだ。

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2月6日(土)19:00-

練習内容:Czech

参加者
トップ  岸間、中村哲郎、森山、江原、須藤
リード  水野、松島、三木、井上
バリトン 橋爪、宍戸、庄子、津久井、佐土原、原
ベース  西村、佐藤、三浦信、永島、山崎、現銀谷

方針は「pになったときに、弱くするのではなく、fになった
ときに普段以上の大音量にすることで強弱の差を出す。各パー
トの旋律全てが明瞭になるように歌って欲しい(意図すること
はこのような感じ)」とのこと。p,fは相対的なものだからこ
れは正しいですね。しかし、歌い手はfの時に、如何に疲れな
いで大音量にするか工夫する必要が出てくるから、実はpをコ
ンクールのように神経使って歌うよりも、肉体的には大変だっ
たりする(精神衛生上は良いけれど)。

一応、全体を通した。この言語はドイツ語以上に、言葉の頭に
幾つも子音があることが多いから、それをしっかり拍の前に言
い切れることが、歯切れのいい曲に仕上げるための最大のポイ
ントでしょう。
客からすると、fの方が印象に残るんだから、それを印象づける
には、しっかり4声が揃わないといけないでしょ。

(1曲目)
全曲中、歌詞を読むのが一番やっかいだけど、それ以外は、全
曲中で一番簡単だから、どうにか曲っぽくなったようだ。ただ、
個人個人で歌詞読みはまだまだ必要なようだ。

(2曲目)
メリハリをきかせるのが大変。p,ppの部分で弱くなりすぎて
しまう。この日は、案外崩れていなかったかもしれない。山
崎氏は「この曲は、ちょっとうまくいかないかも」と弱気な
発言をなさっていましたが。

(3曲目)
D.C.ではじめに戻るときに、しっかり入れることができるか
1つポイントだけど、なんとかなりそう。これは、出だしが
Unis.だからその勢いでp主体のフレーズまではどうにかなり
そうな感じ。

(4曲目)
テンポが所々変化するから、それに合唱が対応できるかがポ
イントでしょう。テンポが速いところで、縦の線があまり揃
わず、やや苦戦。

(5曲目)
トップをはじめ、皆様大変ですが、少人数に出ない人は休め
るから何とかなるかな(出る方々は・・・どうしましょうか?)。
言葉は一番簡単でしょ。長いけど、実は歌詞を繰り返してい
るだけだから。個人的にはこの曲はベースがめちゃくちゃ美
味しいと思ってる。上3パートが揃っている中、ベースが独
自の旋律を響かせているのだから。でも、まだ上手くない。
打楽器風に歌うと良いと思っているのですが如何でしょう
-> 山崎氏

このステージ、宍戸氏や橋爪氏は暗譜の方向に向かっている
らしく、宍戸氏は殆ど暗譜したようです。

この日の練習ではどういう訳か、リードが奮闘しているから
和音が安定するとお褒めの言葉を戴いていた。慣れないこと
に、リードの面々は困惑していたそうな。

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2月7日(日)9:00-

練習内容:Czech

参加者
トップ  江原、中村哲郎、岸間、森山
リード  三木、井上、水野、松島
バリトン 橋爪、宍戸、津久井、原
ベース  西村、佐藤、三浦信、永島、山崎、現銀谷

この時間は朝早いので、慣らす程度の練習だった。基本的に
言葉の確認と音の確認を行った。前日のおさらいの意図が強
かったのでしょうか。この時間も、リードが好調だったよう
だ。Czechの場合、歌詞に慣れて、如何に自由に歌えるかが
DKらしさを出すための最重要課題になっているので、歌詞
読みの独習を心がけて欲しいところでしょう。

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2月7日(日)13:30-

練習内容:Liebeslieder

参加者
トップ  江原、中村哲郎、岸間、森山、早武
リード  三木、井上、水野、松島
バリトン 橋爪、宍戸、津久井、原
ベース  西村、佐藤、三浦信、永島、山崎、現銀谷

全曲通しの練習を行った。だいぶ、慣れてきたようだ。ただ、
途中の曲で中だるみする可能性を指摘された。Ein Kleinerで
弛むと曲が長いだけに目も当てられない。

練習で音が上擦りまくってしまった。疲れていたというのが
大きいけれど、MusicalやCzechは体力いるから、この現象が
当日に同じように再現されてしまうかもしれない。そうする
と、ピアノ伴奏は合唱にあわせて音をアナログ調整するとい
う器用なことをやってくれないから不思議な和音が鳴り続て
しまうね。これは、かなりやばいから体力をつけないといけ
ないね。

この合宿を通じて

意外にもベースの調子が良くなかった。車でいえば、エンジ
ンパワーは滅茶苦茶強いけど吹き上がり悪い感じ。淡々とやっ
ても十分の力が出ると思うのだけど、どうも填り込んでしまっ
たようだ。バリトンは2日間を通じて強かった。トップは、
まあまあだったが、所々、上手く無かった部分があった。相
対的にみてリードよりも出来ていなかった時もあり、その多
くは細かい音の移動をする部分だったようなので、その点を
克服すると良いのか。リードはCzechの練習から良くなり、
Liebesの練習まで続いた。一体どういうことなのか?この時
には理解できなかった。

早武氏がゲッソリしていた。本人曰く風邪で寝込んでいたと
のこと。一日もはやく完治することを期待しています。また、
同氏の髪の毛の長さが10倍くらいになっていた。と、いっ
てもロンゲになったわけではないので、注意されたい。


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疲れた体で家に帰り、TVを見ていると、フジテレビ系で
「あるある大辞典」なる番組をやっていて、そのテーマが
「ほめる」だった。
ほめることで思わぬ力を発揮することを説明していた。こ
れを見て、私にはリードが好調の理由がすぐに解った。山
崎氏のお褒めの言葉でリードが思わぬ力を発揮してしまっ
たのだ!あの言葉は、科学的な理由により発せられたのだ、
と。