DonKusak-NEWS

97年度 第4号 97年4月15日発行

編集人:深松清人、須藤博史、松田仁

自前音楽会お疲れさまでした号


目次


会長の平成9年度はじまりの挨拶

会長を辞任しそこなっている宙ぶらりん状態の松井です。

激動の平成8年度から、三浦新幹事長(三浦信幹事長ではない)を迎えて、心機一転平成9年度が始まります。 たしか平成2年6月、俺が大学院1年の東西四連の二次会(もちろんステージには乗っていません)、祇園の平八なるあまりの太さにいくら煮ても中身がダマになったままのうどんすきを食わせる店で、当時同志社グリーの仁さんや川口の頭に爪楊枝をつきさしながら、「ドンクサック合唱団構想」をぶちまけたように記憶しています。本当に迷惑な奴である。俺にはよくある半ば冗談(半ば本気ではありましたが)の思い付きで、それを実行に移すような殊勝な男でもない俺に対し、当時の4年のやつらは本気だったのでした。

それから2年たらずの平成4年3月、中村正次郎初代幹事長たちの尽力で、ドンクサック合唱団は誕生しました。当時の俺の立場は名誉会長という名前は立派な役職でしたが、要は名前をつけただけの、「名」をつけたことに「誉」れのある「会長」でありました。トホホ。発足当初の1年間は、「クイズ百点満点」という土曜出勤、日曜生放送の番組をやっていたため、練習にはほとんど出席できませんでした。「百点満点」からはずれた2月からやっとこさ練習に出席できるようになり、第一回自前で始めてステージに乗ることができました。そこで、「名誉」がとれて会長に就任したというわけ。だから、たいした奴じゃないの。そろそろ会長を...とたらたら俺の述懐を書いていても仕方ないので、話を移します。

ドンクサック発足からまる5年が経過しました。当時からがらっとメンバーが入れ替わり、紆余曲折があって現在に至っています。しかし、3歩歩いて2歩下がりつつも、着実にドンクサックは成長してきています。(と思います。)しかし、現状に満足しているわけではありませんし、ますます発展していかなければなりません。ドンクサックは、「すごくなくてはならない」、「うまくなくてはならない」、「面白くなくてはならない」、「客を楽しませなければならない」さらには、「ステージと客席一体となった感動の空間をつくらればならない」と俺は思っています。これを実現するためには、団員一人一人が前向きにドンクサックを楽しむ以外に方法がないと思います。だからリードテナーの「宣言」は、本当にうれしかった。(本当に変身したリード集団を早くみたいものです。そのためにはやはり個人個人がもっと積極的になられば)俺は俺のスタイルでドンクサックのために何かをやっていきたいと思います。みなさんもドンクサックのために、ボーッとでもいいから、自分はなにをしたらいいのかなあと考えてみてください。(ただし、ドンクサックは団員みんなのものであって1人のものではないことも忘れないでいてください。)こないだの自前では、「月光とピエロ」で大勢の団員が、満足な顔をしていました。おれもそうでした。(ホールに対しては非常に不満でしたが〜ベースのピッチが崩れたのもホールがあまりに響かないためのがんばりすぎが原因と責任転嫁しています〜しかし今年度は大丈夫! ?)俺が、4年のときの東西四連で早稲田が歌った「さすらう若人」は、非常に評判がよかったのですが、その時の満足度は今回ほどではありませんでした。当時は、猛練習の結果であるのと同時に、義務感で音楽をやっていたからだと思います。

ドンクサックは、自主性にお任せしています。「自主性」って非常に危なっかしいものだと思います。しかし、個の結集、そして個のぶつかり合いが本当のドンクサックの音楽を作り上げていくのだと思います。今年度は、昨年度の反省から、「合唱祭」、「コンクール」、「第七回自前」の以前のスケジュールにもどしたスケジュールになっています。しかし、それぞれにテーマを持って望むことになっています。だから、(合唱祭だからといってなめずに)本当に音楽を楽しむのだという意識を持ってそれぞれのステージに望んでください。三浦新幹事長(三浦信幹事長ではない。しつこいっちゅうねん!)のもと、1人1人のパワーを高めて、ドンクサックのパワーをもっともっと大きくしていきましょう。


幹事長退任のご挨拶

津久井竜一

先日の第6回自前音楽会の打ち上げ会場にて臨時総会を開催、2代目幹事長の退任表明及び新幹事長の紹介をさせて頂きました。多くの皆さんにとっては唐突な退任表明だったと思いますが、私個人の中では昨年来熟慮を重ねつづけてきた結果でした。私は初代の幹事長・中村正次郎氏の要請により2代目幹事長に就任しました。当時の中村氏は非常に多忙であり、心ならずもDKに参加できない状況が続いていました。そんな氏のたっての要請でしたので快くお引き受けしたのですが、氏の団設立時のご苦労、その強腕ぶりを良く知る身としては少々荷が重かったのも事実です。

言わば成長期にあったDKの幹事長として私が活動することができたのは、ひとえに松井会長を始めとしたスタッフの充実によります。船出して間もないDK丸はともすれば行き先を見失いそうになりましたが、その都度乗組員全員の協力を得て航海を続けてきました。団員の皆さんに深く感謝すると共に、今後も一乗組員としてできる限りの協力をすることを約束したいと思います。

さて、私が幹事長を退こうと決意した最大の理由はフレッシュな空気の中で団に更に発展してほしいと希望したからに他なりません。幸いにも私の在任中に年間活動についてはある程度安定した基盤を作ることができましたが、今後はより自由な発想で魅力的な合唱団になることが求められます。また、発足当初に比べて多方面から団員が集まるようになった今日、新しい人材に積極的に運営に携わってもらうことは必要不可欠であり、その両面において後任をお願いした三浦順二氏は最適任と考えています。私の要請を快く引き受けて下さった三浦氏に感謝し、団員の皆さんには新幹事長に対するより大きなバックアップを是非ともお願いしたいと思います。

短い間でしたが、幹事長として働かせていただいて本当に幸せでした。最後に今は別の道を歩んでいますが、DKに深い愛情と提言を示してくれた松崎一夫君に心からお礼を言いたいと思います。君の適切なサポートはいつも私の大きな支えでした。本当にありがとう。

以上


幹事長の挨拶

幹事長!? 三浦順二

92年秋、YOC(編集部注:代々木オリンピックセンター)にて私は一枚のチラシを目にした。「奇跡(あるいは怒濤)を呼ぶ男声合唱団」そんな文句だったか定かではないが、当然「マユツバもの」を思った。とにかくそれがDon Kusakとの最初のニアミスたっだ。95年秋、佐藤拡(東北支部長?)より、その存在とコンクール金賞の報告を受け、「すごい奴等では?」という期待が高まった。そして、96年春、拡の送別会(渋谷、居酒屋山形にて)顔を出したところ、遂に「信じがたい人々」と接触してしまった。長々と合唱談義した田中宏氏。その形容と、落差のありすぎる人格にショックを受けた早武さん。そして松井さんの大きな顔が記憶に深く刻みこまれていった。そして4月27日入団するのだが、本格参加は9月の合宿からだったと思う。初ステージはコンクールだった。

そんな前置きはどうでも良いのだが、振り返ってもたった7ヵ月の活動である。そんな自分が幹事長・・・・?誰でも思うことだ。はたしてDKが向かうべき方向を見据えていけるか甚だ疑問であるが、皆で肩を並べて行ければ、と思う。 皆、それぞれがDKに求めることは様々だと思うが、自分にとってそれは、「自由自在に合唱(うた)える合唱団」であって欲しいと言う事だ。ジャンルやスタイル、和洋などを越えて、柔軟な声と心で思い通りに合唱(うた)い、楽しみたい。その結果、メンバー全員と、聴衆全員が納得し、共感できれば最高である。

団設立当初の経緯を知らない人間が何を、と思う人もいるだろう。それも当然である。だから、合唱(うた)い、飲み、話をしよう(酒抜きも可)!抽象的な話で、全く所信表明になっていないが、素直な気持ちを理解していただければ幸いである。

以上


第6回自前音楽会特集!

出演者一覧

Top:15名
四宮 明彦、廣島 英一、三木 周三、新井 光明、江原 一郎、尾池 智治、岸間 昭一、木村 寿広、黒須 徹弥、小松 純、須藤 博史、中村 哲郎、萩野谷 千積、早武 淳、森山 剛
Lead:12名
水野 博文、永井 雄治、石川 啓、井上 和行、大原 久樹、川本 光哉、鈴木 努、鈴木 史雄、田中 宏、野方 康一、松島 法明、山田 雄一
Baritone:10名
原 憲宏、深松 清人、佐土原 陽二、宍戸 誠、庄子 聡彦、武石 匡央、田中 達仁、津久井 竜一、三浦 順二、村上 政道
Bass:13名
永島 健一、西村 伸也、松井 修平、飯島 達機、現銀谷 以昇、佐藤 毅、中村 二郎、新坂 貴、西山 晴彦、橋爪 慎二、松田 仁、三浦 信、三枝 泰孝

感謝

合計50名のオンステメンバー+
西川秀人名誉団員
ステマネ
宮里さん(東工大クライネスOB、Lead松島氏の先輩、名前聞き忘れました)
影アナ
中村さん(Top哲郎氏の妹さん、名前忘れてすいません)
譜めくり&ピエロ音取り
原さん(念願のデビュー達成のBaritone原氏の奥様、名前忘れてすいません)
ビデオ撮影
日下さん(武蔵野合唱団、Baritone津久井氏友人、名前忘れてすいません)
差し入れ
立川志雲さんほか(万世のかつサンド、うまかったッス)
プロデューサー四宮氏、ステマネetcの須藤氏・深松氏以下ご苦労様でした(詳細略)

公式データ

観客
652人
アンケート
92枚

指揮者の感想

こんにちは、たなかです。

オペラ丼では、オペラを好きな人、嫌いな人、聴いたことのない人など、様々なお客さまがそれぞれの味わい方で楽しんで下さったようです。水夫の覇気、ナブッコの流麗、アイーダの輝かしさ、巡礼のラストの広がり... 誇れる音が幾つもありました。特にオープニングについて、指揮者なしで雰囲気を醸成していった意義は大きかったと思います。始めのうちこそギコチなかったものの、2、3度練習するうちに水夫らしい仕草と物腰が生まれてきて、本番では望みうる最高の自然さで演じられていました。同時に歌も、指揮によって引き出されるのとは異なる、自発的な響きをもって聴衆の胸に届いたはずです。そのような自然な自発性こそがDonKusak的な音楽の鍵になると、私は思っています。

しかし最近、安直な安定に逃げる傾向が強まっているように思います。私は、真のアンサンブルは一人一人が歌い手として自立していて初めて生まれると確信しています。やや逆説的ですが、お互いに寄りかかっているうちは、力のあるアンサンブルにはなりません。自立した歌い手同士が互いの歌を尊敬し、かつ自分の歌を歌いきろうとする微妙なバランスの中から、より高い音楽が芽生えてきます。「私」がさすらうこと、「私の歌」が天に響くこと、それらを一人一人がどのように捉えていたのか。私が打ち上げの席で「皆さんは"Ich"をどう歌っていましたか?」と発言したのは、そういう意味なのでした。

今回の自前音楽会全体における成果を喜びつつ、未来を見据えて行きたいものです。末筆ながら、立体的な造形でそれぞれの音楽の骨格を明らかにして下さった西川名誉団員に、心からの感謝を捧げたいと存じます。

以上

永島健一

自前おつかれさまでした。みなさんそれぞれに思う所があるでしょうが、私にとっては非常に満足のいく内容でした。最大の成果は演奏面よりも、650人のお客さんを集めたことでしょう。川本君に負うところが大きいのは言うまでもありません。本当に素晴らしかったと思います。それと、黒須君の発声指導に触れないわけにはいかないでしょう。あれによって目覚めた団員は、かなりの数いるはずです。この2人が、今回の自前を良い方向に推し進めてくれたことは確実です。

月光とピエロについては、演奏後の拍手とみなさんの表情がすべてだと思っています。これ以上、言うことはありません。いづれにしても、大切なのはこれからです。次回も良い自前をやりましょう。

以上

アンケート大掲載

アンケートの声を拾ってみました。(文責:1ステ & 2ステ:須藤、3ステ:松田、4ステ:田中宏) う〜、やっぱり「ホールがよくない」って声がありますね。→江原さん来年はよかったすね。(by仁)

●今回のアンケートの一押しはこれだ!

■1ステージ[ドイツ男声合唱小曲集]

■1ステージ[阿波]

■第2ステージ[月光とピエロ]

■第3ステージ[第1回DKアンサンブルフェスティバル]

☆この企画全般に付いて(おおむね好評のようだが、司会者へのコメントが少ないのはなぜ?) ☆個々の団について(仁’sセレクトです、全てはとても書けない)
  1. Eight Freshmen
  2. メーカーズ
  3. はやたけっち
  4. わいぼう集団
  5. オブゴーズゥ

■第4ステージ[オペラ丼(Don)]

■全般を通じて

以上(入力者の皆さんお疲れどすなぁ)

宴会語録

黒須さん「皆さんパワーアップしてますねぇ。半年前よりも声が確実に良くなっています。」 (黒須先生の呼び声高し!引き続き発声奉行のほう、よろしく!)

早武さん、珍しくおとなしかった。「永島ヒキョーズルイ」とピエロ&アンコールを褒める。 黒須氏を褒め倒す「今回の自前の最大の功労者です」

★ 重大発表★ 廣島さん9/15結婚の儀、発令! お相手は“ちえちゃん”(熱いベーゼも披露!!!) 廣島派の皆様!心して準備を!

西川秀人先生「練習あんまり来れなくてゴメンナサイ。」(団員一同頭が下がる…)「良かったんですけど、タンホイザーがちょっと調が違ったかなと、違う曲かと思いました。」(集中力が少し足りなくてすいませんでした、But先生のお顔はすんごく満足そうでした。By仁)

Juriの伊藤さん「山梨よりきた甲斐がありました。でも、こんなにテンションの低い早武さんを始めてみました。皆さん情熱を持って歌ってられるのが良く判りました。」(早武さんは心地良く疲れていたためおとなしかった、変わりに現ちゃん(Bass現銀谷氏)がノリノリで大変!!!)

川本氏「前回の約2倍の観客を動員し、満足です。海外転勤の話が流れたので引き続き集客奉行を勤めます。目指すはDKの国際化、海外演奏旅行です。第一目標はポルノ先進国のスウェーデンです。」(相当酔ってました)

武石氏の卒業&就職でさよなら(長野に赴任とな)マジック炸裂!西川先生も「ほら例のあの子のけん玉より、よっぽど面白いねぇ。」(がんばってるか錦織、みんなおまえのこと忘れてないで。新技術を以って帰ってこいよ)

そして、みんながあっっとなった臨時総会。津久井氏から三浦順二氏へ幹事長交代、ついでに松井会長も会長職を三浦信氏へ譲ろうとしたが、皆から「仕事もしてないのに、なんで変わるねん」と却下された。

最後にプロデューサーの四宮氏から江原氏へ引き継がれ、シャンシャン。第7回自前音楽会は来年の3月14日(土)“かつしかシンフォニーホール”でやりますんでよろしく(by江原プロデューサー)

☆ 編集部未確認情報!

宴会席上でDon Kusak入団希望者3名発生(明治学院大生21歳)! さて、次回の練習には現れるのか??? (詳細は次号を待て!)


投稿

(題目)DonKusak自前音楽会開催より表面化した問題点に関する一考察

学籍番号:96M43044 氏名:松島法明

序論

この文章は以下の2つの部分によって構成されている。
  1. 私的な部分での自前の感想とそこから生じた今後の課題など
  2. DK全体で見たときの自前の評価と今後の課題(但し、課題に関してはLeadに限定)

私的な感想とその考察

自前に乗って、もっとも嬉しかったのは「ブラボー!」の声が客席から聞けたことですね。このような経験をしたことがなかっただけに、本当にこの時は「DonKusakは素晴らしい…」と思いました。このようなことを体験することによって、新たなモチベーションが発生すると考えられる。残念なことは、「全ステージ暗譜」というのが実現できなかったことですね。やはり、「暗譜」していると思い切り歌えますからねえ。よって、このことから練習への積極的参加と自主的な活動、具体的には歌詞の写経や演奏テープを繰り返し聞く、といった方策が考えられそれらの実践が不可欠であろう。

全体的な評価と今後の課題

客で来てくれた友人から、「全体的に、Topが強いという印象を受けました。一般的に、Topが強ければ上手く聞こえますからね。Topが強かったせいで他がやや弱く聞こえた。」という評価を頂いた。これは、私がDKの演奏を初めて聴いたときの感想とほぼ一致しているし、大体の人がこのように感じるのではないだろうか。このような状況を改善するために、今年度の方針としてLeadは強いパートを目指すべきである。と、書いたのはいいのですが、強いLeadというのはちょっとイメージが湧きませんねえ。そういうサンプルを見たことも聞いたこともないですから(^^;;しかし、DonKusakならばそのような「強いLead」というものが出来るに違いない。「強いLead」が存在することで、今までには無かったような合唱が実現でき、合唱界に革命が起こったりしたら良いですね(^^)

以上

(参考文献)なし


第7回自前音楽会情報

本来であれば、プロデューサーである江原氏から原稿を頂くはずでしたが、編集長の不手際で失敗!Don Kusakメーリングリストから適当にチョイスしましたんで、参考までに…・

「7自フ開催」

2月22日の江原さんの挨拶

まいど、えはらです。

私がサボっている間に、ホールの情報収集をどんどん進めていただいて、感謝しております。やら、恥ずかしいやら。

さて、合宿に到着するやいなや第7回自前演奏会のプロデューサーに指名され、一応承諾はしたものの、未だ戸惑いは隠せない状態ではありますが、冒頭のような皆さんの積極的な(いつも通り)姿勢に負けないよう頑張る所存であります。私自身、学生時代よりいわゆる演奏会のマネ系をいうものにまったく携わったことがなく暗中模索を始めなければなりません。ついては皆さんの御協力だけがたよりですので、よろしくお願いいたします。 まず、手始めとして四宮氏のまねをしまして、「第7回自前フォーラム(7自フ)」を、開設いたします。まとまりがないのですが、現在考えていることを挙げて見ます。

1)ホールを早く決定しなければならない。

これが、当面の大問題なのですが、もう一度確認しておきたいのは開催日が3月で良いかどうかという点です。1〜3月というと、予算、決算、入学試験、春休み、それに、スキー(これは私の個人的なもんだいか?)(^^;と世間は忙しく時期として良い時期なのかどうなのか?6月頃になれば、新入生、社員も落ち着いて、ゴールデンウィークで金を使ってしまった人は、することがなく、雨も降りがちで、コンサートでも聞いてるぐらいしかすることがない!なんていうことはないのだろうか?と思ったわけで、一応確認しておきたい。(→6月(来年)はジョイントコンサートをやりたい、ってことで結局3月になりました by仁)

2)指揮者をとりあえず公募したい。

私の方で、どんな曲をやろうかというイメージがクリアで無いので、音楽的な、構成を考える上でもいろいろと意見がいただきたい。応募していただいても必ずしも振れるとは限りませんが、積極的な応募をお願いしたいと思います。

3)2)で募っておきながら、ではありますが、なんとなく思っていることとして、

BACHなんてのはどうかなー?
アルヴォ ペルトはどうかなー?
マデトーヤはどうかなー?
武満はどうかなー?
ルネッサンスものもいいなー etc..

音楽的には軽いものをいろいろやって来ていますが、発声的には重い方向に行きがちだと思うので、音楽的には重くても、発声的に軽いものなんてのをやると、幅が広がるんではないかなという気持ちも有ります。(上の5つがそうだということではない。)

QARTETO EM CY

という、ブラジルのコーラスグループ(但、女性)がいるのですが、まあ、ボサノバ系なのですが、こんなハーモニー感覚ってちょっとできないもんかなー、なんていうのもあります。

3)小人数アンサンブルは続けたい。

せっかく、第1回と名打って始めたものを終らせるのはもったいない、また、小人数でのコーラスは楽しいし勉強にもなる、と思います。ただし、別の機会にするというのは考えられます。

などなど、まとまりのない長文になってしまいそうなので、とりあえず今回は、このくらいにして、皆さんの御意見をたまわりたいと思います。

江原 一郎 (EHARA ICHIRO)


不好評連載「編集長松田 仁の腹立ち半分日記-3回目-」

(承前)

2/25(火):つくば研究所(ホストコンピューターが置いてある)へ出張。引継ぎのためと称して飲み会に行くようなもんです。一応そういった気配を感じさせぬよう6時に寮をでる、システム部で一番乗りだった。(一番近い奴は研究所から車で5分の所にある寮に住んでいる)夜は飲みすぎ、俺は終電に間に合ったが、たまたま出張で来ており、強引に飲み会へ連れてった相模原在住のA田くん(毎回自前音楽会に来てくれる良い人)は終電なくなり、横浜からタクシー(1万3千円)たいへんじゃ。

2/26(水):リクルート合唱団に情宣へ。俺も名前を知らない高校の先輩(音楽部の一つ上の部長さん)に遭遇する。いやぁそういえば俺って生野高校で音楽部(合唱部ね)の練習(一回だけやけど)見学に行ったなぁ。練習見学後新橋の天狗へ飲みに行った。I島氏とS井さんはえぇカップルと思うけどなぁ。そのS井女史(私も一応学生時代からの知合です)は本郷台なので一緒に京浜東北線で帰る。シンガポール行きの話をしたら「嫁がいたら楽しいんじゃない」とのセリフがでたが、別にどうにもならず。ガンバってくれI島さん。

2/27(木):クローバーへ情宣へ最近行ってないからか対応が少々冷たい。

3/01(土):練習やすんで伊豆の温泉へ!同G同期の滝口の結婚式が三島です。行きの電車から世古(これも同G同期、TV大阪勤務・His head is thin)と飲む、ひたすら飲む、あんなに暴れるとは…

3/02(日):結婚式、朝から飲み過ぎで披露宴でうつらうつらする。体力落ちたなぁ。同期12名で「星に願いを」&「君といつまでも」を歌う。ちなみにDon Kusak参加者はTop川口、Baritone竹内正、Bass橋爪、仁。おまけLead鹿野は“なにこら”メンツ。予想通り“ヘタ”やった。

3/04(火):新しい部署の名刺を貰う(ちなみに3/11付けで異動)、肩書きがワンランクアップしてるのにビックリ。(当社は主任→主事→主査=平→係長→課長)なぜか肩書きが係長になってました。う〜ん次の上司(T尾部長)は俺のこと実は知らんのちゃう?

3/07(金):新部署の机の配置図をみせてもらう。がーん、また肩書きが松田主事になってます。今度はM品さんという部長さんが間違えたらしい。ひょっとして俺って上の人から偉そうに思われてんの?夜は飲みに行く。飲み過ぎで死亡。

3/08(土):気づいたら19:00、練習行けませんでした。あしからず、トホホ

3/11(火):新しい部署の初顔合わせ、新部署はアクリル海外事業準備室。シンガポールだけじゃなく東亞合成のアクリル事業の海外展開を検討する部署!らしい。でも人材は、東亞合成アジアという子会社の社長(ヨボヨボの爺)、T尾取締役、M品部長、K峰課長、私の5人と、兼任で3人、H本部長、Y朝部長代理、事務をやってくれる女性のS水さん(私が生れた年に入社した人)。こりゃ雑用係はあっしの仕事ですね。夜は発起会、社長・専務・常務以下取締役が一杯出席した。でも場所は会社の設備で安く上げていた。社長におまえは絶対太りそうだな、と変な気合を入れられた。Why?

3/13(木):新部署の4人で飲みに行く。みんなペースがはやいはやい。6時スタート7:50終了ののみかいはさすがに始めてやったわ。

3/14(金):前の部署情報システム部の歓送迎会。私は押さえたが、もう一人名古屋工場に転勤する人がおられて、その人は23年ぶりに名古屋に戻るのですが、大荒れ。日本酒飲み過ぎた女の子が2名腰が抜けて席を立てず。二次会のカラオケボックスでケンカを始めて泣き出す女性1名。知らない間に帰ってしまった女性が1名。いやぁ皆さんストレスためてんなぁ。3次会で部長に銀座のクラブへ連れって貰う。それは大変ありがたいんですが、N島部長!終電なくなってから、人をおっぽり出さんで下さい私タクシーで帰ったら1万7千円かかるんですよ!!!!たまたま金持ってて良かった。

3/15(土):気合のはいった練習でした。

3/17(月):花粉症が悪化し会社を休む、涙が止まらんぞ!

3/20(木):また、熱が出る、体がだるい、練習やすむ。オペラちょっとかなり心配。

3/21(金):あすに備えて、会社を休む、作戦は大失敗。昼間寝てしまい、夜眠れず。ヒェー

3/22(土):予想通り寝坊。音楽会は良かった。

3/24(月):K峰課長に朝一番で応接室に連れ込まれる。何事かと思えば、先週2日も休んだんで心配&渇を入れてくれた。う〜ん、そうか管理部門でなく一応営業やしなぁ、つまらんことで目をつけられるのはもっとつまらんし、注意しよう。いやぁでも入社してはじめて課長とまともな話をしたなぁ。いままでの上司は相手すらしてくれんかったもんなぁ。

3/25(火):パソコン関係の備品が不足しているので買い出しに行く。ようやく会社の費用でOffice97を購入!なんで、情報システム部で買ったらあかんて言われてたんやろ、不思議な部署やったなぁ。

3/30(日):積み残しの仕事を片づけに出勤。

3/31(月):情報システム部の担当者から昨日の仕事にいちゃもんをつけられる。え、俺が1ヶ月前に聞いたときは予算と前年実績の累計値は半年分でええゆうたやんか、なんで今更、やっぱり当月までやった、なんて言うのホンマ信じれんわ。(あくまで心なかで…)

以下次号


4/5(土)花見. At新宿西口ライオン

大雨(少なくとも横浜は)のため、急遽飲み屋で開催

Top 江原・四宮・須藤・早武・三木
Lead 川本・鈴木務&親友・野方・松島・水野&さおり
Baritone 津久井・三浦順
Bass 永島・西村・橋爪・松田

以上18名

番外:

Leadの出し物不発か?編集部のフォローした範囲ではなんにもない。鈴木努&親友(パートはBassらしい?)の結婚式の計画(廣島氏の一週間前)がぼそぼそと…でも、これはLeadの出し物ではないし…飯島氏より電話アリ「神戸製鋼の飯島です。私、恥ずかしいことに29歳9ヶ月にもなって風疹に罹ってしまい、花見にでれません。皆さんによろしくお伝えください。いやぁ、あれなんだよぅリンパ腺がはれちゃって、会社も行けへんかったんよ…」そら大変ですな、御大事に。

次号予告
四宮(第6回)プロデューサーの激白「自前音楽会のプロデューサーとは?黙れ!○井」(
仮題)
川本奉行の「観客動員作戦の総括&次回の自前音楽会へ向けての活動方針」
早武指揮者の「葛飾ええとこ、一度はおいで」(仮題)
黒須発声奉行の「ホールに合わせた発声~合唱祭・五反田ゆうぽうと編~」(仮題)
野方@Leadの「4/6には引っ越しします。東京からさらに遠くなります。仁さんの異
動にくらべればはるかに近いんですけ
ど。」(仮題)
三木&深松“結合”マネージャー「そういえばどうしよう、Y田はどうしたん?」(仮
題)
以上、今月号に間に合わなかった皆様の原稿が記載されます。
※ 編集部では皆様の“ホット”な投稿をお待ちしております。題は自由。文字数もい
く
らでも可です。
なお、本年度の特集予定は、
・ 新社会人になって(Lead大原&Baritone武石)
・ 支部便り(元気ですか?でもいいなぁ)
・ 衝撃の新連載!「今月の喪失君!!!」(by早武)
これは、どうやら団内に存在する“童貞”の方々(Iさん、とかYくん)に"はやたけっ
ち"こと早武さんが“愛
の手ほどき”を行い、そのレポートを被験者の方達に赤裸々に綴って頂くものである。
レポートの出来上がり如何によっては、編集部並びに有志より実費の清算をさせて頂き
ますので、我と思わ
ん方はどしどしご応募ください。
なお、はやたけっちさんは「俺は田舎(新潟)出身だったんで遅かったよ、純真な高校生
だんたんだよ。その分
貯まっていた欲望が炸裂してだなぁ、こんな風になったんだよ。」とのコメントを残し
ています。
さぁ、喪失するならなるべくお早めに?
・ ところで編集長赴任は何時???                               こんなとこです
か?

<今年のスケジュールに付いて>
? 東京都合唱祭  at.五反田ゆうぽうと
6/29(日)、7/5(土)、7/6(日)  の3日間のうちいずれか
※5/26(月)の説明会にて決定(三浦幹事長出席予定)
? コンクール
東京都大会  10/5(日) 昭和女子大人見記念講堂
全国大会    11/22(土)~24(月・祝) の3日間のうちいずれか(今の所未通知)
                at.すみだトリフォニーホール(東京都墨田区)
? 自前音楽会
平成10年3月14日(土) at.葛飾シンフォニーヒルズ
? ジョイントコンサート
平成10年夏頃  開催予定!


編集後記
あいかわらず“うつろ”な日々を送っています。働けど働けど我が暮らし楽にならざり
き、じっと手を見る、
いや、こんなことしてる間にはよシンガポール行きたいんですけど…(仁)
97年度版名簿を作成します。同封の返信用の葉書は必ず投函してください。(す)
Don Kusak内における花粉症の被感染率を調査してみたいんですよ、僕はこれで苦労し
て
ますからねぇ(ふ) 
でもそれって他の比較データがないと全然意味ない数値だよなぁ(す)←ごもっともで(
仁)今回のアンケートは如何でしたでしょうか?おらぁ哲郎!打つの大変じゃぁ(仁)
いやぁ頭使わずに全部入力すると楽ですよ(す)←脱帽です(仁)

※ Don Kusak-News編集部では“粋の良い”(活きのいい)ライ
ターを募集しています。条件は、1.日本語が書ける→2.ワープロが打てる→
3.パソコン通信orインターネットが使えるの順です。さらに、単純作業(コピー
とり・紙折り・封緘)にめげない体力・気力があれば問題ないです。ご応募お待
ちしております。

P.S.ついにモンサント化成の封筒在庫切れです。
東亞合成?の封筒もそんなに無断借用するのもマズイっす、封筒の寄付を待ってます。
(シール式になってるとすんごくうれしいです(編集子一同))
                                                                        
                        Don Kusak-News    1997年  4号